UKジャズ・シーンの新鋭として、今もっとも注目を集める女性サックス奏者、ヌバイア・ガルシアが自己プロジェクトを率いブルーノート東京で公演を行う。
英ロンドンに生まれ育ち、ジャズ教育機関“トゥモローズ・ウォリアーズ”に参加。2017年にデビューEP『NUBYA’s 5ive』を発表するいっぽう、マイシャやテオン・クロス・トリオといったバンドでも活躍し、DJとしても高評価を得ている。さらに、コンピレーション『WE OUT HERE』や『Blue Note reimagined』でもフィーチャーされ、2020年には米コンコードよりリーダー・アルバム『ソース』をリリース。
2023年にはロンドンのミュージック・シーンで活躍するミュージシャンが集結しマイルス・デイヴィスの『ビッチェズ・ブリュー』をリクリエイトした『London Brew』や、クルアンビンとのスプリット・ライヴ・アルバム『Live at Radio City Music Hall』への参加も話題となった。
ブリティッシュ・ジャズ・シーンの現在を代表するサックス奏者、ヌバイア・ガルシアのプレイに触れていただきたい。
会場/問い合わせ先
ブルーノート東京
〒107-0062東京都港区南青山6-3-16
東京メトロ表参道駅下車 徒歩約8分
03-5485-0088
公演日時
2023 年10月2日 (月)、3日(火)、4日(水)
[1st]Open5:00pm Start6:00pm
[2nd]Open7:45pm Start8:30pm
出演メンバー
ヌバイア・ガルシア(sax)
サム・ジョーンズ(ds)
マックス・ルサート(b)
ライル・バートン(kb)
ヌバイア・ガルシア:Profile
ロンドンを拠点に活動するサックス/フルート奏者/作曲家。ロンドン北部に生まれ育つ。10代後半にトゥモローズ・ウォリアーズに参加する前にカムデン・ミュージックで音楽教育を受け、トリニティ・ラバン・コンセルヴァトワール・オブ・ミュージックでトレーニングを修了。セプテット・NÉRIJAを結成し、後にジェイク・ロングが率いる六重奏団MAISHA、そしてTHEON CROSS TRIOに参加。2017年のデビュー・アルバムはタイトル曲がNPRの2018年ベスト・ソングの1曲に選ばれるなど高評価を得て同年、Jazz FM 「Breakthrough Act」賞とSky Arts Award 「Breakthrough Act」賞を、2019年にはJazz FM 「UK Jazz Act of the Year」を受賞。
2020年にデビュー・アルバム『SOURCE』はUKアルバム・チャートのトップ30に入り、USウェブ・メディア、ピッチフォークの「Best New Music」やRolling Stone誌で「Album of the Month」を獲得。2021年にはDownbeat「Rising Star Award, Tenor Saxophone」、更にParliamentary Jazz Award「Jazz Instrumentalist of the Year」を受賞、Jazz Journalist Award「Up & Coming Musician of the Year」にもノミネート。また、アルバムはイギリス最高峰の音楽賞と言われるマーキュリー・プライズにノミネートを果たす。2023年3月には、ガルシアをはじめとするロンドンのジャズ・シーンをリードするグループ、ロンドン・ブリューのメンバーとしてアルバムをリリースし、世界的な賞賛を浴びた。