サックス好きのための専門誌Saxworld

コラム

サックス・ワールドVol.10の見どころを紹介!

9/11発売 サックス・ワールド最新号の詳細を紹介!

表紙&巻頭特集はT-SQUAREデビュー40周年記念企画を掲載!

日本のインスト・シーンを代表するT-SQUAREのデビュー40周年を記念し、サックス・ワールドでは長年フロントマンを務め、バンドの顔と言える伊東たけしを大フィーチャー。リーダー安藤正容(g)との対談、秘蔵写真ライブラリー、奏法分析などでT-SQUAREでの活動を振り返えることで、デビューから40年間常に第一戦で活躍し、進化しつづけるT-SQUAREの魅力に迫ります。(表紙撮影:言美 歩)

連載:「ジャズの巨匠」ではスタン・ゲッツを大特集!

 ジャズの歴史に名を残す名サックス奏者をその軌跡から奏法スタイル、使用楽器や代表作紹介など様々な角度から徹底分析していく連載特集「ジャズの巨匠」。今回はクール・ジャズ、ボサノバ、フュージョンなど様々なジャンルの第一線で活躍し名声を得たスタン・ゲッツの演奏スタイルに迫ります。
 今号の奏法解説は川嶋哲郎氏が担当。そのプレイの特徴とその魅力を思い入れたっぷりに紹介。さらに「ムーブ」(『Stan Getz at Storyville, Vol. 1 & 2』収録)のスコア&演奏解説、バイオグラフィー、推薦アルバム紹介、使用楽器と、スタン・ゲッツの魅力をたっぷりとお届けします。 (写真:内山繁/Whisper Not

スペシャル・インタビュー:メイシオ・パーカー

 ファンク・サックスの創始者であり、現在もその第一人者 であるメイシオ・パーカーが、今年6月に来日。ブルーノート東京にて偉大なソウル・シンガー、レイ・チャールズのトリビュート・プロジェクトで公演を行いました。今回は日本の トップ・プレイヤーにより編成されたビッグバンドに、長年レイのバンドに在籍したスティーヴ・ジグムンドがコンダク ターを務め、さらにレイゆかりのコーラス隊“レイレッツ”が 加わるというまさにスペシャル・プログラム。今回のインタビューではレイをはじめとする音楽的ルーツや、他の追随を許さない圧倒的なグルーブを誇るプレイ・スタイルがどのように誕生したかなど、メイシオに話を伺いました。(写真:内山繁/Whisper Not

インスト特集

■サックス工房訪問 ウッドストーン
 マウスピース・ビルダーのインタビューと、アーティストによる試奏記事でマウスピース・ブランドの魅力に迫る連載「マウスピース工房訪問」。今回は国内外のトップ・プレイヤーがリペアで絶大な信頼を寄せる石森管楽器のブランド、ウッドストーンのマウスピースを紹介。開発者である石森信二氏のインタビュー、宮崎隆睦氏によるアルト用マウスピース現行製品試奏レビュー、初公開となるウッドストーン・マウスピース工房の紹介などを通じ、ウッドストーンのマウスピースの人気の秘密を探ります。

■ビンテージ・サックス・ミュージアム ビュッフェ・クランポン
 ビンテージ・サックスの魅力を紹介する連載企画『ビンテージ・サックス・ミュージアム』。 前号に続き今回はビュッフェ・クランポンの歴史の後編を紹介します。 クラリネットのトップ・ブランドとして有名な同社ですが、 サックスの製造も150年以上の歴史があり、 セルマ—のライバルとしてサックスのあらゆる可能性を追求、 独自のスタイルを確立してきました。 スーパー・ダイナクション、Sシリーズなどの名器の紹介を中心に、ビュッフェ・クランポン・サックスをの魅力を紹介します。

奏法ノウハウ特集

■ヴィンセント・ハーリングが伝授 サックス演奏力 向上術(ウォーム・アップ/タンギング/ビブラート)
 アート・ブレイキー、ディジー・ガレスピーなどモダン・ジャズ界の名だたる重鎮たちと共演。現在はソロ・アーティストとして活躍中のヴィンセント・ハーリングがエリック・アレキサンダーとのダブル・リーダー・バンドでこの夏来日、全国各地でライブを敢行しました。そのハード・スケジュールの中、サックス・ワールドはヴィンセントをキャッチ。教育者としても経験豊かな彼に誌上セミナーを依頼しました。今回は動画連動企画として取材時の演奏シーンをサックス・ワールドWebに公開! ウォーム・アップ、ロングトーン、タンギング、ビブラート、楽器のセッティングなどについてのノウハウを紹介します。

■バリサク奏者座談会 バリウトン・サックスの魅力と悩みをぶっちゃけーク
 このところプレイヤー人口がじわじわと増えつつある“バリサク”ことバリトン・サックス。低音の魅力にとりつかれてアルトやテナーから転向したり持ち替えたりする人も少なくありません。本誌ではバリトン・サックスの面白さと難しさを知り尽くしている栃尾克樹氏(クラシック系)、白坂勉氏(ジャズ&ポップス系)、山中ヒデ之氏(スカ&ロック系)の3人を招いて座談会を企画しました。活動しているジャンルによる視点の違いも含めて、ぶっちゃけトークをお楽しみください。また、話題のバリトン・サックスの新製品、ヤナギサワWOシリーズ4モデルWOシリーズのクロス・レビューもいち早く掲載。栃尾、白坂、山中の3氏にヤナギサワ・バリトン・サックスの進化を語っていただきました。

CD連動企画

 ご好評を頂いています譜付属CD連動スコア企画。 今回もサックス演奏にマッチした選りすぐりの4曲を、サックス・ワールドのオリジナル・アレンジでご用意させていただきました。カラオケ音源と一緒にぜひ演奏をお楽しみください!

■スタンダード・ジャズでマスターする アドリブ入門セミナー 「クール・ストラッティン」 演奏:山田拓児(as)、西口明宏(ts)
■極上のポップス・バラード名曲編  「CAN YOU CELEBRATE?」安室奈美恵 演奏:伊勢賢治(as)
■3サックスで楽しむ不朽のポップス・スタンダード  「LOVE LOVE LOVE」 DREAMS COME TRUE  演奏:sax triplets/ 寺地美穂(as)、堀江有希子(as)、河村 緑(ts)、 プロデュース/アレンジ:小池修
■サックス・デュオで奏でるスタンダード・ジャズ  「オール・ザ・シングス・ユー・アー」演奏&アレンジ:青柳誠(as&ts)

その他、連載セミナーやコラムなど盛りだくさんの内容で今号もお届けします。

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LATEST ISSUE

2024年9月12日発売

サックス・ワールドVol.34

◎表紙&巻頭特集 連続テレビ小説『虎に翼』とサックス 今井悠貴/上川周作/井出慎二/屋嘉一志

インタビュー
・ジョー・ロヴァーノ
・対談:カーク・ウェイラム × 本間将人
・マーク・ターナー・遠藤真理子・千野哲太

◎サックス・プレイヤーズ・ギア・ファイル
・谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)
ジャズの巨匠:デイヴィッド・サンボーン追悼企画 拡大版
◎音の匠:スタジオ・サックス・プレイヤーの仕事
 トレヴァー・ローレンス(スティーヴィー・ワンダー、マービン・ゲイ、ザ・ローリング・ストーンズ)

◎インスト企画
・新素材リード最前線2024
・現行マウスピースでデイヴィッド・サンボーン・サウンドを再現!

◎奏法ノウハウ企画
・中村有里直伝!! ロングトーン徹底講座

◎付属CD&スコア連動企画(模範演奏&カラオケ)
・「GET BACK IN LOVE」山下達郎(ss)/演奏:伊勢賢治
「アメイジング・グレース」レゲエ・アレンジ(ts)/演奏:屋嘉一志
・「ウィール・ビー・トゥゲザー・アゲイン」(as/ts)/演奏:青柳 誠
・「バッハ 15インベンション 第15番 BWV 786」(as/ts)/演奏:門田”JAW”晃介

 
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