サックス・ワールド最新号の表紙&巻頭アーティスト特集は藤井尚之が登場! 自身のプレイ・スタイルを語る!
今年2月にリリースしたニュー・アルバム『foot of the Tower』が好評の藤井尚之。テナー・サックスのみのオール・インストで、映画音楽やクラシックの名曲など幅広いジャンルのカバーとオリジナル新曲で構成された世界は、テナー・サックス奏者・藤井尚之が放つ新たなスタンダードと言っても過言ではありません。チェッカーズのサックス・プレイヤーとしてのデビューから34年、ソロ活動、楽曲の提供、映画のサントラ作曲など多方面にわたる活躍を続け、さらに新境地を切り開いたプレイ・スタイルについて紹介します。さらにチェッカーズ時代から愛用するシルバーのセルマー・マークⅥをはじめとする使用楽器の紹介や、だれもが知っているギターの名曲をテナー・サックスでカバーした「Romance Anonimo」(映画「禁じられた遊び」のテーマ)のスコアも掲載! 「Romance Anonimo」は(映画「禁じられた遊び」のテーマ)は本誌のみに特別に提供されたカラオケ音源を付録CDに収録。ベンチャーズ風エレキ・サウンドにアレンジされたカラオケをバックにぜひ演奏をお楽しみください!(撮影:内山繁/Whisper Not)
連載:ジャズの巨匠ではキャノンボール・アダレイを大特集!
ジャズの歴史に名を残す名サックス奏者をその軌跡から奏法スタイル、使用楽器や代表作紹介など様々な角度から徹底分析していく連載特集「ジャズの巨匠」。今回は抜群のリズム感と圧倒的テクニックを誇るアルト奏者キャノンボール・アダレイの演奏スタイルに迫ります。奏法解説はサイモン・コスグローブが担当。スインギーでブルージーでファンキーなキャノンボール・アダレイのプレイの特徴とその魅力を紹介。さらに「Poor Butterfly」のスコア&演奏解説、バイオグラフィー、推薦アルバム紹介、使用楽器と、キャノンボールの魅力をたっぷりとお届けします。(写真:『Cannonball Takes Charge』1959年 キャノンボール・アダレイ)
ノウハウ特集:音色、タンギング、ピッチ、音感の 基本的な問題点を解決!本田雅人 スペシャル・セミナー
独自の演奏スタイルで多くのアマチュア・サックス・プレイヤーの憧れの存在である本田雅人。今回は音楽大学の客員教授としての生徒の指導やアマチュア・サックス奏者へのクリニックを通じて、特に吹奏楽やクラシック経験者が陥る奏法の問題点を熟知する本田氏に誌上セミナーの講師を依頼しました。演奏の基本となる音色、息の入れ方、タンギング、ピッチ、音感の5つをテーマに、その問題点の解決策を全9ページのボリュームでたっぷりと紹介します。(撮影:内山繁/Whisper Not)
アーティスト奏法分析 :藤野美由紀、 海野あゆみ、前田サラの 3人が7つのポイントを解説
徹底分析!キャンディ・ ダルファーの魅力
大好評だったサックス・ワールドVOL.3の表紙&巻頭インタビューに続いて、本号ではキャンディ・ダルファーの人気の秘密を探る特集記事を企画。今回は敬愛するキャンディ・ダルファーのトリビュート・ライブ『Dear Funky Sax Queen〜Candy Dulfer Night 〜』を4月に開催する、藤野美由紀、海野あゆみ 、前田サラの3人のサックス奏者に解説を依頼。3人それそれの視点でキャンディの魅力を愛情たっぷりに、余すことなく紹介してもらいました。サックス演奏スタイルはもちろん、ファッションや人間性なども含めたキャンディのトータルな魅力を7つのポイントに分けて見ていきます!(撮影:内山繁/Whisper Not)
その他インタビューも充実!
■メガプテラス 西口明宏(ts, ss) & 黒田卓也(tp)
本誌連載「アドリブ入門セミナー」の講師としてお馴染みのテナー・サックス奏者、西口明宏が参加するメガプテラスがロバート・グラスパー等の現代ジャズ・シーンの潮流とリンクする、カッティングエッジなサウンドに挑んだ1stアルバムをリリース。今回はメンバーの中でもニューヨークのカッティングエッジ・シーンの中心で活躍する黒田卓也(tp)と、その対極と言えるフリーやコンテンポラリー・ジャズ・シーンで活動する西口明宏のふたりにインタビューを敢行。各々リーダー・バンドでの活躍を通じて自身の音楽を追究するメンバー5人が、メガプテラスで目指したサウンドとは? そのコンセプトについて話を聞いてみました。
■チャールス・ロイド
100万枚超えの大ヒット作『フォレスト・フラワー』でジャズ史に燦然と輝くテナー・サックスの巨匠チャールス・ロイド。一時は音楽シーンから離れた隠遁生活をしていましたが、1980年代にカムバックを果たし、2015年には30年ぶりにブルーノート・レーベルに復帰、2枚のアルバムを発表し、今回のブルーノート東京での来日公演にとつながりました。今回はチャールス・ロイドを敬愛するサックス奏者、田中邦和氏にインタビュアーを依頼し、彼の60年にも及ぶ音楽活動歴について話を聞いてもらいました
連載「SKE48古畑奈和の輝け! サクソフォン次世代エースへの道」ではソプラノ・サックスを体験!
動画連動企画として好評の「SKE48古畑奈和の輝け! サクソフォン次世代エースへの道」。今回のテーマはソプラノ・サックス。昨年ソロ・アルバムを発表し注目を集めている女性サックス奏者米澤美玖さんを講師にお迎えし、課題曲の「人生のメリーゴーランド」(ジブリ映画ハウルの動く城より)を古畑さんにソプラノ・サックスで挑戦してもらいました。この企画用に米澤美玖が特別にアレンジしたソプラノ・サックス・デュオの譜面も掲載しています。(撮影:八島崇)
その他、セミナーや CD連動スコア、コラムなども盛りだくさんの内容で今号もお届けします。
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