1978年に初リーダー・アルバム『バーニング・ウェイブ』でデビュー。以降ジャズ・フュージョン・シーンのトップ・サックス奏者としての活動はもちろん、日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞した「マルサの女」(伊丹十三監督)をはじめとするTVドラマ、CM、映画、クラシック音楽などへの作・編曲家としても広く知られる本多俊之。
近年は須川展也らが参加するトルヴェール・クヮルテットなど、クラシック・サックス・アンサンブルとの共演や作品提供、東京藝大客員教授として後進の指導にあたるなど、さらに活動の幅を広げる中、自身のYouTubeチャンネルを「DINOSAX / Toshiyuki Honda Channel」開設。その第一弾動画としてサクソフォン五重奏+ピアノ編成によるジョン・コルトレーン作「ジャイアント・ステップス」の動画を公開した。
本多のオリジナル・アレンジによる本作には、自身のアルト・サックスに加えて國末貞仁(ss)、彦坂眞一郎(as)、 波多江史朗(ts)、大石将紀(bs)とトルヴェール・クヮルテット、カルテット・スピリタス、クワチュール・ベーら、日本を代表するサックス・アンサンブル・チームからオールスター・メンバーで編成。遠隔録音で収録された。同チャンネルでは近々「マイ・フェア・レディ・メドレー」の動画公開も予定されている。
2020年6月26日には「ジャイアント・ステップス」および「マイ・フェア・レディ・メドレー」のスコアの発売が予定されている。
DINOSAX / Toshiyuki Honda Channel
動画参加メンバー
本多俊之(as)、國末貞仁(ss)、彦坂眞一郎(as)、 波多江史朗(ts)
大石将紀(bs)、本多尚美(p)