クラシック・サクソフォン界を牽引する若きトップ・サクソフォン奏者、上野耕平がデビュー10周年を迎えた今年、せたがやイーグレットホール(世田谷区民会館)にてスペシャル・コンサートを開催する。
本公演では上野と山中惇史(p)のサクソフォン&ピアノと、The Rev Saxophone Quartet(上野耕平、宮越悠貴、都築惇、田中奏一朗)のサクソフォン四重奏による2つの編成で、4月16日にリリースされた上野のソロ・アルバム『eclogue』に収録された山田耕筰作「赤とんぼ」、旭井翔一作「Eclogue(エクローグ[田園詩])や、難曲として知られるN.A.リムスキー=コルサコフ作「熊蜂の飛行」などの楽曲を披露する。
サクソフォンの可能性を広げる上野耕平の演奏をこの機会にぜひ体験してほしい。
また、9月15日(月・祝)には『上野耕平 一日限りの音楽授業』と題した、小学生を対象にした上野による特別授業がせたがやイーグレットホール内 練習室Aにて開催される。→詳細はこちらを参照
公演日/会場
日 時:2025年10月18日(土)15:00開演
チケット購入
世田谷パブリックシアターチケットセンター
■オンライン https://setagaya-pt.jp/membership/online
■電話 03-5432-1515(10:00~19:00)
料金
・一般 4,000円
・せたがやアーツカード・世田谷パブリックシアター友の会 3,600円(前売のみ)
・25歳以下 2,000円(当日要証明書提示)
・小・中・高校生 1,000円(当日要証明書提示)
※全席指定・消費税込 ※未就学児入場不可
主催・お問合せ
(公財)せたがや文化財団 音楽事業部 03-5432-1535(平日10:00~18:00)
出演
・上野耕平(サクソフォン)
茨城県東海村出身。東京藝術大学器楽科卒業。第28回日本管打楽器コンクールサクソフォン部門第1位・特別大賞(史上最年少)。第6回アドルフ・サックス国際コンクール第2位。国内若手アーティストの中でもトップの位置をしめ、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団 他、国内のほとんどのオーケストラと共演。 NHK-FM「×(かける)クラシック」の司会などメディアへの出演も多い。鉄道と車を愛し、深く追求し続けている。
・山中惇史(ピアノ)
東京藝術大学音楽学部作曲科を経て同大学音楽研究科修士課程作曲専攻修了。後に同大学器楽専攻ピアノ科卒業。 2020年に高橋優介とのピアノデュオ『176』(アンセットシス)を結成。自らの編曲によりオーケストラ作品の演奏に挑み『レスピーギ/ローマ三部作』をメインに演奏会を開催、同時にカワイ出版より楽譜出版、レコーディングもされた。2023年2月アルバム『ショパン – 旅路 -』を日本コロムビアより発売。2025年2月号からピアノ音楽専門誌『月刊ショパン』に「パリ暮らし、音楽と食の庭から」を連載中。
・The Rev Saxophone Quartet(サクソフォン四重奏)
高校時代からコンクールやアカデミーなどで顔を合わせていた上野耕平、宮越悠貴、都築惇、田中奏一朗が、東京藝術大学で再会し、2013年にクヮルテットを結成。クヮルテット名の「Rev」とは、エンジンの回転などを意味する「Rev.」が由来。音楽のもつ無限なエネルギーをメンバー4人が音として奏で、1つの方向へ疾走したい、という思いを込めている。全国各地でリサイタルやアウトリーチ活動など多岐にわたる演奏活動を行い、サクソフォン四重奏の更なる可能性を追求している。2023年に結成10周年を迎え勢力的に活動中。
プログラム(演奏予定曲)
■サクソフォン&ピアノ
・N.A.リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
・逢坂裕:ソプラノサクソフォンとピアノのためのソナタ エクスタシス
・山田耕筰(山中惇史編曲):赤とんぼ
・旭井翔一:Eclogue(エクローグ[田園詩]) 他
■サクソフォン四重奏
・C.サン=サーンス:動物の謝肉祭 (サクソフォン18本使用)
・G.ガーシュウィン:ラプソディー・イン・ブルー
上野耕平 最新アルバム『eclogue』
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