サックス好きのための専門誌Saxworld

イベント・レポート

新進〜巨匠まで、8組総勢13名のサックス奏者が一堂に会した伝説のライブ・イベント ! サックス・ワールド・シリーズ2020の動画を公開!

サックス・プレイヤーによるサックス・プレイヤーのための祭典
2020年2月2日@NEIGHBOR(東京・桜新町)

サックス・ワールドとライブハウスNEIGHBORとの共同企画で2020年2月2日に開催されたライブ・イベント“Sax World Series2020”の動画を公開します。新進〜巨匠まで、8組総勢13名のサックス奏者が一堂に会し、各2曲の持ち枠でオリジナルとカバーを各1曲入れ替わり立ち替わりで出演するというサックス・ワールドならではのディープな企画。ジャズ、ファンク、スムースジャズ、フュージョンなど、それぞれが得意とするスタイルでの演奏を披露し、サックスという楽器の持つ魅力と可能性を存分にアピールしたイベントとなりました。

出演No.1  Tenor Talk(石川周之介×門田”JAW”晃介)

トップ・バッターは今回のイベントのホストを務めたTenor Talkが出演。門田”JAW”晃介&石川周之介の2人が表紙を飾った、サックス・ワールドVolo.14のCDに収録されたチャーリー・パーカーの「Bluse for Alice」や「Englishman in New York」などをルーパーやエフェクトを駆使し、テナー2本で披露。演奏後は司会でも、イベント全体を盛り上げてくれた。

「Bach 15 Inventions a2 voix 3 〜 Bluse for Alice」

「Englishman in New York」

出演No.2  坂田明奈

2番手は「いまさら聞けないサックス初級セミナー」でお馴染みの坂田明奈が登場。同連載連動動画のテーマ曲でもある参加バンド“RATEL”のナンバー「Growing」と、ジャズ・スタンダードの「Alfie」を披露。

「Growing」

「Alfie」

出演No.3  山田拓児

3番手に登場したのは「アドリブ入門セミナー」で講師を務める山田拓児。同連載の課題曲からクリフォード・ブラウン作の「Sandu」と、オリジナル・ナンバーは「Lite Blue」を披露。

「Sandu」

「Lite Blue」

出演No.4  海野あゆみ

続いて登場したのはNEIGHBOR推薦アーティストの1人目、海野あゆみ。Head Huntersのファンキー・チューン、「PP head」と、姉の結婚式で披露するために母と共作したという美しいバラード、「Asami」を演奏。

「PP head」

「Asami」

出演No.5  Juny-a (Fire Horns)

NEIGHBOR推薦アーティストでサックス・ワールドでもお馴染みJuny-aは1曲目にFire Hornsの「Hard work now」を今回の編成に合わせケニー・ギャレット風にアレンジして披露。宇多田ヒカルのカバー「stay gold」は泣きのソプラノ・サックスでプレイ。

「Hard work now」

「stay gold」

出演No.6  伊勢賢治

1部のトリは伊勢賢治が務めた。本誌のピアノ・デュオ連載から昨年紅白歌合戦で松任谷由実が歌った名曲「ノーサイド」をソプラノ、そして軽快なオリジナル曲「Overfiow」をアルトで演奏。

「ノーサイド」

「Overfiow」

出演No.7  山﨑ユリエ

NEIGHBOR推薦アーティスト3番手は今回最年少の新進プレイヤー、山ユリエ。自身のアルバムのタイトル曲「Spirit 」、そしてエリック・マリエンサルでお馴染みのナンバー「Get Here」はピアノとのデュオで演奏。

「Spirit 」

「Get Here」

出演No.8  青柳誠

巨匠枠一人目は青柳誠の登場。本誌連載では一人でアルトとテナーを演奏頂いているが、今回は寺地美穂をパートナーに指名し、「聖者の行進」を2人で演奏。バンドとの演奏ではNANIWA EXPRESSの1stアルバムより、自身のテーマ曲と言える「Blue Willow」を披露

「聖者の行進」 with 寺地美穂

「Blue Willow」

出演No.9  小池修

巨匠枠ふたり目は小池修が堂々の登場。ピアノに青柳誠が加わり、2人が参加するグループ、EQのナンバーより難曲「STRIKEOUT PITCH」をプレイ。カバーはバラードの名曲「When I Fall in Love」を披露。巨匠ならではの圧倒的なプレイで、観客を魅了した。

「STRIKEOUT PITCH」

「When I Fall in Love」

出演No.10  sax triplets  

サックス・ワールド・シリーズ、最後に登場したのは、今勢いに乗るサックス・ワールドの看板娘、sax triplets寺地美穂(as)、堀江有希子(as)、河村緑(ts)の3人。アルバム『Make it Move』より「R.R.R.」と本誌連載のカバー曲「東京は夜の7時」を演奏。圧倒的なパフォーマンスでトリを飾った。

「東京は夜の7時」

「R.R.R.」

 


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2024年3月13日発売

サックス・ワールドVol.32

◎表紙 MOS
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インタビュー
・ザ・レヴ・サクソフォン・クヮルテット(上野耕平/宮越悠貴/都築 惇/田中奏一朗)
・パトリック・バートリー

◎音の匠 スタジオ・ミュージシャンの仕事
・渕野繁雄/勝田一樹/ヒロムーチョ

ジャズの巨匠:ハンク・モブレー

◎魅惑のサブ・トーンを徹底研究:菅野 浩、上野まこと(Gentle Forest Jazz Band)
・サブ・トーン対談/サブ・トーンの名演を聴く!/演奏ポイント/楽器セッティング
・M.C.グレゴリー・マウスピース・ギャラリー
・ウッドストーン新MP“Model 46”開発ストーリー

◎付属CD&スコア連動企画(模範演奏&カラオケ)
「セカンド・ラブ」中森明菜(ss)/演奏:伊勢賢治
「我が心のジョージア」 レイ・チャールズ(as) /演奏:屋嘉一志
「ジャスト・フレンズ」(as/ts)/演奏:青柳 誠
「バッハ 15インベンション第13番 BWV 784」(as/ts)/演奏:門田”JAW”晃介
「マック・ザ・ナイフ」(as/ts)/演奏:石川周之介

 
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