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アドリブ入門書の新定番 『スタンダード・ジャズでマスターするアドリブ入門セミナー』の第2弾“サックス実践編“が登場!!

『サックス・ワールド』の人気連載セミナー待望の書籍化!
ジャズ・スタンダードを演奏しながら楽しくコードやスケールが学べる初心者必見のアドリブ入門書の続編

“実践編”ではブルースやバラード、ラテン・フィールなど様々なジャズのスタイルを演奏するポイントや、入門編で学んだスケールを組み合わせた実用的な使用例など、よりアドリブのフレーズやフィーリングを豊かにするための実践的な練習方法を紹介!

ジャズを演奏したいサックス・プレイヤーにとって、最大の魅力でありながら永遠の課題でもあるのがアドリブです。これまで市販されてきた教則本では、まずスケールやコードのアナライズなどをマスターするという理論先行型が多く、“アドリブ=お勉強”で難しいものというイメージが強くあり、教則本は買ってはみたものの途中で挫折するというのがお約束のパターンでした。

本書では初心者でも楽しみながらアドリブが学べるように、ジャズ・スタンダード・ナンバーに各章で学ぶ課題を盛り込んだ課題曲を8曲掲載しています。まずは読者に付属CD収録した模範演奏を聴いていただき、その後にカラオケ音源と一緒に課題曲を演奏することで各章のテーマに沿ったサウンドを体感して頂くことができます。その後にコードやスケールなどの理論を懇切丁寧に解説したテキストを読んでいただくことで、課題曲で体感済みの理論を後付けで学ぶことができます。この学習方法を続けることで理論を学びながらジャズ・スタンダードのレパートリーも増やすことができますので、次の章の課題に取り組もうというモチベーションを保ちながら最後の章まで進めることができます。

本書“実践練習編”では、“基礎編”で紹介したスケールやコードなどの理論の学習にとどまらず、ブルースやバラード、ラテン・フィールなど様々なジャズのスタイルを演奏するポイントや、これまで各章で学んだ様々なスケールを組み合わせた実用的な使用例など、よりアドリブのフレーズやフィーリングを豊かにするための実践的な練習方法を紹介しています。本書を活用することで、さらにステップアップしたアドリブ・プレイを習得することが可能です。

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本書の特徴

■有名ジャズ・スタンダード・ナンバー8 曲のスコアを掲載
■ジャズ・レパートリーをマスターしながらアドリブを学習可能
■ジャズ・シーンの第一線で活躍中のメンバーによる生演奏をCDに収録(模範演奏&カラオケ音源)
■アルト用、テナー用の2枚に分けたCDを付属
■カラオケ音源を練習用はもちろん発表会などでも使用できるように前テーマ&後テーマの両方を収録
■『サックス・ワールド』誌の人気連載セミナーを加筆修正。より充実した内容に

誌面サンプル

課題曲

・「サンデュ」(初級/中級)
・「マイ・リトル・スエード・シューズ」(初級/中級)
・「マイ・アイディアル」(初級/中級)
・「アイ・ガット・リズム」(初級/中級)
・「クール・ストラッティン」
・「二人でお茶を」
・「サマータイム」
・「ストライク・アップ・ザ・バンド」
※全曲CDに模範演奏とカラオケを収録(アルト用/テナー用2枚のCDを付属)

コンテンツ

(章は基礎編からの連番)

第9章:ブルース・フィーリングを身に付ける
課題曲:「サンデュ」(初級/中級)

第10章:ダイアトニック・コードを学ぶ(曲の練習方法)
課題曲:「マイ・リトル・スエード・シューズ」(初級/中級)

第11章:①テンション・ノートの響きと使い方を学ぶ
②バラードを気持ちよく歌う
課題曲:「マイ・アイディアル」(初級/中級)

第12章:①リズム・チェンジのコード進行を学ぶ
②前章までのトピックを活用する
課題曲:「アイ・ガット・リズム」(初級/中級)

第13章:ブルース(実践編)
ブルースのアドリブをさらにブラッシュアップ
課題曲:「クール・ストラッティン」

第14章:ディミニッシュ・コードとビバップ・スケールをマスター
課題曲:「二人でお茶を」

第15章:マイナー・キーでのアドリブ実践アプローチ
課題曲:「サマータイム」

第16章:パッシング・ディミニッシュ・コードと
ハーフ・ホール・ディミニッシュド・スケール
課題曲:「ストライク・アップ・ザ・バンド」

巻末エクササイズ
・3和音&4和音の練習
・4和音の使用例(ツー・ファイブ・ワン進行に当てはめる練習)
・メジャー&マイナー・スケール

著者プロフィール

山田拓児(as)
1980年札幌生まれ。1998年洗足学園短期大学、バークリー音楽学院卒業。帰国後日本での活動を本格的に開始する。横浜ジャズプロムナードのコンペティションにて自己のバンドでグランプリを獲得。リーダー作『Lite Blue』をダイキムジカより発表。現在は南青山Body&Soulにて“山田拓児FOLKLORE”の定期公演のほか、大坂昌彦(ds)、安ヵ川大樹(b)など様々なバンドで活躍中。また洗足学園音楽大学ジャズ・コースの講師として後進の育成に努めている。最近はサックスに関する動画を作成しYouTubeで配信している。

西口明宏(ts)
1980年兵庫県生まれ。中学でビッグバンド・ジャズに出会いテナー・サックスを手にする。バークリー音楽学院より奨学金を獲得し渡米。卒業後はニューヨークを拠点に様々なグループで活動。2010年に東京に拠点を置き、同年『Tre Agrable』を、2013年に2ndアルバム『PINGO』をリリースする。現在は自身のプロジェクトに加え、黒田卓也(tp)、メガプテラス、大坂昌彦(ds)、海野俊輔(ds)、古谷淳(p)、Michel Reis(p)等のグループに在籍している。2017年のデトロイトJazz fest出演をはじめ、近年海外での活動も多い。

付属CDレコーディング参加メンバー

後方左より 西口明宏(ts) 海野俊輔(ds) 山田拓児(as) 千北祐輔(b)
前方 熊谷ヤスマサ(p)

仕様

■単行本(ソフトカバー):A4変型判/本文 128ページ+CD 2枚付属
■価格:3,520円(税込)
■発行元:ホットリバー/サックス・ワールド編集部
■販売元:シンコーミュージック・エンタテイメント

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LATEST ISSUE

2024年9月12日発売

サックス・ワールドVol.34

◎表紙&巻頭特集 連続テレビ小説『虎に翼』とサックス 今井悠貴/上川周作/井出慎二/屋嘉一志

インタビュー
・ジョー・ロヴァーノ
・対談:カーク・ウェイラム × 本間将人
・マーク・ターナー・遠藤真理子・千野哲太

◎サックス・プレイヤーズ・ギア・ファイル
・谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)
ジャズの巨匠:デイヴィッド・サンボーン追悼企画 拡大版
◎音の匠:スタジオ・サックス・プレイヤーの仕事
 トレヴァー・ローレンス(スティーヴィー・ワンダー、マービン・ゲイ、ザ・ローリング・ストーンズ)

◎インスト企画
・新素材リード最前線2024
・現行マウスピースでデイヴィッド・サンボーン・サウンドを再現!

◎奏法ノウハウ企画
・中村有里直伝!! ロングトーン徹底講座

◎付属CD&スコア連動企画(模範演奏&カラオケ)
・「GET BACK IN LOVE」山下達郎(ss)/演奏:伊勢賢治
「アメイジング・グレース」レゲエ・アレンジ(ts)/演奏:屋嘉一志
・「ウィール・ビー・トゥゲザー・アゲイン」(as/ts)/演奏:青柳 誠
・「バッハ 15インベンション 第15番 BWV 786」(as/ts)/演奏:門田”JAW”晃介

 
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