本多俊之が、理想とする吹奏楽のサウンドを追求した最新作『DINOSAX』をリリースした。本作では吹奏楽の強豪高校である浜松海の星高等学校 と東海大学付属高輪台高等学校に2校とコラボレーション。他にもトルヴェール・クヮルテット(sax)、櫻井哲夫(b)、川口千里(ds)、本多尚美(p)といった豪華メンバー が参加。全曲本多が作編曲を手掛け、吹奏楽ファンはもちろん、ジャズ、フュージョン・ファンも楽しめる、これまでの吹奏楽の既成概念を覆す作品に仕上がっている。
収録曲
1. AMPLITUDE(アンプリチュード)
Soprano Saxophone:本多俊之
W.Winds, Brass&Percussion:浜松海の星高等学校
Electric Bass:櫻井哲夫 Drums:川口千里
2. FEATHER TOUCH(フェザー・タッチ)
Alto Saxophone:本多俊之
W.Winds, Brass&Percussion:東海大学付属高輪台高等学校
Electric Bass:櫻井哲夫 Drums:川口千里
3. WADDLE-WADDLE (ワドル・ワドル)
Soprano Saxophone:本多俊之
Saxophones:トルヴェール・クヮルテット
4. THE TIME HAS COME(ザ・タイム・ハズ・カム)
Soprano Saxophone:本多俊之
W.Winds, Brass&Percussion:浜松海の星高等学校
Piano:本多尚美 Electric Bass:櫻井哲夫 Drums:川口千里
5. IN THOSE DAYS(イン・ゾーズ・デイズ)
Soprano Saxophone:本多俊之
Saxophones:トルヴェール・クヮルテット
6. TO THE SKY(トゥ・ザ・スカイ)
Soprano Saxophone:本多俊之
W.Winds, Brass&Percussion:東海大学付属高輪台高等学校
Electric Bass:櫻井哲夫 Drums:川口千里
7. SEA FANTASY(シー・ファンタジー)
Soprano Saxophone:本多俊之
Saxophones:トルヴェール・クヮルテット
Piano:本多尚美
8. FILLED WITH TENDERNESS(フィルド・ウィズ・テンダーネス)
Alto Saxophone:本多俊之
W.Winds, Brass&Percussion:浜松海の星高等学校
Electric Bass:櫻井哲夫 Drums:川口千里
9. TACHIMACHI(たちまち)
Soprano Saxophone:本多俊之
Saxophones:トルヴェール・クヮルテット
Piano:本多尚美
10. CRETACEOUS WIND (クリテイシャス・ウインド)
Soprano Saxophone:本多俊之
W.Winds, Brass&Percussion:東海大学付属高輪台高等学校
Saxophones:トルヴェール・クヮルテット
Drums:川口千里
11. うつろい
Soprano Saxophone:本多俊之
Alto Saxophone彦坂眞一郎
Piano:本多尚美
レーベル: キングレコード
商品番号:KICC-1371
定価:¥3,000(税別)
発売日:2017年7月5日発売
PROFILE:本多俊之<サックス奏者、作・編曲家、プロデューサー>
1957年東京生まれ。AB型、牡羊座。大学在学中の1978年に初リーダーアルバム「バーニング・ウェイブ」を、L.A.のフュージョングループ”シー・ウィンド”を従えて発表。以来、チック・コリア、フレディー・ハバード、レッド・ミッチェル、クリストファー・クロス等、内外の著名ミュージシャンと共演。日本を代表するサックス奏者である。特にソプラノ・サックスの音色の美しさには定評があり右に出る者はいない。
作・編曲家としても、TVドラマ、CM、映画、クラシック音楽まで多才ぶりは良く知られるところ。 日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞した「マルサの女」(伊丹十三監督)をはじめとする伊丹作品群の他、池田敏春監督の「人魚伝説」「秋深き」、原田眞人監督「ガンヘッド」、世界公開となったアニメーション映画「メトロポリス」(原作:手塚治虫、脚本:大友克洋、監督:りんたろう)、 日仏合作アニメーション映画「よなよなペンギン」(監督:りんたろう)などのサウンドトラック、「ニュースステーション」「クローズアップ現代」「土曜スポーツタイム」などのテーマ曲、NHK朝の連続テレビ小説「風のハルカ」(作:大森美香、主演:村川絵梨)、NHK BSプレミアム連続時代劇「陽だまりの樹」(原作:手塚治虫、主演:市原隼人、成宮寛貴)、フジテレビ系連続ドラマ「家族ゲーム」( 原作:本間洋平 出演:櫻井翔、神木隆之介、他) などTVドラマも多い。
クラシックサックス奏者須川展也からの委嘱作品「Concero du vent」は、BBCフィルハーモニック・オーケストラ(指揮:佐渡裕)で録音され、イギリスのクラシック名門レーベルCHANDOSからリリースされている。 吹奏楽イベント”バンド維新”からの委嘱曲「Take It Easy」「Cretaceous Wind(白亜の風)」は航空自衛隊航空中央音楽隊で録音され、キングレコードからリリースされている。 舞台音楽としては「港町十三番地」(主演:宮本信子、脚本:長谷川康夫、演出:井上思)、ミュージカル「最悪な人生のためのガイドブック」(主演:川平慈 英、作・演出:鈴木聡)、「しあわせのつぼ」(主演:宮本信子、作・演出:福島三郎)、「魔法の万年筆」(主演:稲垣吾郎、作・演出:鈴木聡)などが有る。
ハイパー室内楽ユニット「SMILE!」、サックス五重奏のみでドラマ音楽を担当した サウンドトラック「家族ゲーム」など、オリジナル・アルバム、サウンドトラック・アルバム共に多数リリース。 アドルフ・サックス生誕200周年を記念したCDアルバム 「GREETINGS〜アドルフ・サックスに捧ぐ〜」は、サクソフォン・アンサンブルの新たな可能性を示唆している。