オランダ・アムステルダム出身で、14歳にして自身のバンド“Funky Stuff”を結成。その後、マドンナやプリンス、デイブ・スチュワートらビッグネームたちと共演することでワールドワイドに活動の場を広げ、ソロ2作目の『Sax-a-Go-Go』(1993年)で人気が爆発、それ以降30年ちかくの長きにわたりクイーン・オブ・サックスの座に君臨するキャンディ・ダルファーが5年半ぶりとなる新作スタジオ・アルバム『ウィ・ネヴァー・ストップ』をリリースした。
プロデュースは、デビュー前から“Funky Stuff”のメンバーとして40年近くキャンディの音楽を支えているギタリストのウルコ・ベッドとキャンディ自身か担当。キーボーディストのジョーディ・カルフスヴェル、ボーカリストとして近年のキャンディの来日公演にも参加しているイヴァン・ペロティらキャンディ・バンドのメンバーが中心になってサウンドのベースを構築、必要に応じてホーン・セクションやベース、ドラムを加えていく形で制作されている。
前作『Together』ではテクノやEDMなどエレクトロニック系サウンドを取り入れるなど新たな試みもあったが、最新作では現キャンディ・バンドのありのままの演奏が肩肘張ることなくまとめられており、原点に立ち返ったかのようなファンク色が強いそのサウンドが特徴で、イヴァン、カミロ・ロドリゲス、そしてキャンディ自身のボーカルが大きくフィーチャーされている。
本作にはバンド・メンバー以外にもベーシストのマーカス・ミラー、プリンスのホーン隊、NPGホーンズで活躍したフィリップ・ラシター(tp)、エリカ・バドゥに見出され2020年にアルバム『Dur&』をリリースしたボーカリストのドゥランド・ベルナール、スロバキア在住で現在11 歳の天才ベーシスト、アロン・ホデックら多彩なゲストが参加し華を添えている。
11月中旬にはブルーノート東京にて3年ぶりとなる待望の来日公演も決定。前回の来日公演には急病で同行できなかった父・ハンス・ダルファー(sax)をスペシャル・ゲストに迎え、最高にホットでファンキーな演奏を聴かせてくれることだろう。
さらに、11月17日にはCafe, Dining & Bar 104.5(東京・淡路町ワテラス内)でトランペッター&ピアニスト曽根麻央がセッション・ホスト務め、スペシャル・ゲストにキャンディ・ダルファー & バンドを迎えたジャム・セッションが開催される。キャンディと共演ができる夢のようなチャンスをお見逃し無く!
『ウィ・ネヴァー・ストップ』2022年10月26日日本先行発売
公演詳細
■公演名
キャンディ・ダルファー
with special guest ハンス・ダルファー
■公演日
11.16 wed.
11.18 fri.
11.21 mon.
11,22 tue.
[1st]Open5:00pm Start6:00pm
[2nd]Open7:45pm Start8:30pm
11.19 sat.
[1st]Open4:00pm Start5:00pm
[2nd]Open7:00pm Start8:00pm
■会場/問い合わせ先
ブルーノート東京
〒107-0062東京都港区南青山6-3-16
東京メトロ表参道駅下車 徒歩約8分
TEL 03-5485-0088
出演メンバー
キャンディ・ダルファー(sax、vo)
ハンス・ダルファー(sax)※スペシャル・ゲスト
イヴァン・ペロティ(vo)
カミロ・ロドリゲス(vo)
ロジャー・ハペル(kb、vo)
ヘネ・ルイス(kb)
ウルコ・ベッド(g)
ザンダー・ブベロット(b)
キック・ワウダストラ(ds)
[EVENT]
Good “Jam Session” in 104.5 Host: 曽根 麻央
Special Guest: Candy Dulfer & Band
■開催日
2022 11.17 thu. 7:00pm〜
■Charge
Free(入場・観覧・演奏参加無料)
■Session Host
曽根 麻央(tp,p)
高橋佳輝(b)
小田桐和寛(ds)
■会場/問い合わせ先
Cafe, Dining & Bar 104.5
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町2-101 ワテラスタワー 2F
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 徒歩2分
東京メトロ丸ノ内線 淡路町 徒歩2分
都営新宿線 小川町駅 徒歩2分
TEL 03-3251-1045