サックス好きのための専門誌Saxworld

マウスピース

SELMER Paris Claude Delangle

クラシック・マウスピースの
新定番になりうる予感

 クラシック・サクソフォンの最高学府、パリ国立高等音楽院で長年教授を勤めるクロード・ドゥラングル氏の名を冠したモデルがセルマー・パリより登場しました。
 セルマー・パリらしく美しい仕上げで、クラシック・モデルとしてはとても珍しくメタル・リングがボア内部まで装着されています。
 吹奏感は重厚で、繊細なピアニシモも非常にコントローラブル。フォルテシモでも破綻することなく、どのような音量域でも均一で落ち着いた存在感を保ってくれます。
 音色は余計な倍音が抑えられやわらかく、音量による音色変化が少なく基音が太くクリアに鳴ります。
 定番のS80やS90シリーズに比べ抵抗感があり、ライト・ウェイト化された現代の楽器とのマッチングが特に良いと思います。
 クラシック・マウスピースの新定番になりうる予感がします。


エボナイトと金属のハイブリッド

ボア全体を金属リングで覆うことで音の遠達性を増強、緻密で豊かなサウンドを実現

(撮影:田坂圭)

29,500円(アルト用)(税別)

(問)野中貿易 www.nonaka.com/inquiry/

■SPECIFICATIONS 
●材質:エボナイト+メタル・リング●ティップ・オープニング:1.65mm ●フェイシング:24mm●チェンバー:ラウンド型●付属品:なし

■試奏環境 
●本体:Aセルマー・マークⅥ●リガチャー:ハリソン・ハーツ(オールド)●リード:バンドーレン・トラディショナル3 1/2

SELMER Paris Claude Delangle 試奏動画

試奏者  副田整歩

クラシックとジャズの素養を併せ持つサックス奏者。アルト・サックスをメインにサックス全種とフルート、クラリネット、ピアノなどを演奏するマルチ奏者としても活動。お経とジャズのユニットNam Jazz Experiment主宰。スタジオ・ワークのほか中塚武、コトリンゴ、YUKIのサポート・ミュージシャンとしても活動している。デリカテッセンレコーディングスよりシングル「Sign」「Mind Travel」配信中。作編曲家としても高い評価を得る。


LATEST ISSUE

2022年6月13日発売

サックス・ワールドVol.25

◎表紙&巻頭特集:T-SQUARE 
○スペシャル対談:伊東たけし & 本田雅人
○伊東たけしが語るセルマー・シュプレームの魅力

◎ジャズの巨匠:ガトー・バルビエリ

◎インタビュー
○本多俊之&東京藝大スペシャルウィンドオーケストラ
○今井晴萌×清水玲奈
○堀江有希子

◎インスト特集
○ヤナギサワ・サックスの歴史
○マウスピース工房訪問:ジョディ・ジャズ
○B.AIR エアスルー減音サポートシステム活用術

◎奏法ノウハウ企画(CD連動)
馬場智章 直伝  サックスだけでコードを感じさせるアドリブ・アプローチ

■付属CD&スコア連動企画(模範演奏&カラオケ音源)
○「TAKARAJIMA(バラード・アレンジ)」T-SQUARE/演奏:伊勢賢治
○「ドナ・リー」チャーリー・パーカー(as/ts)/演奏:山田拓児&西口明宏
○「ソー・イン・ラヴ」(『日曜洋画劇場』エンディング・テーマ)(as/ts)/演奏&編曲:青柳 誠
○   映画「タクシー・ドライバーのテーマ」(ss, as, ts1, ts2, bs)/演奏&編曲:SAX CATS
○「バッハ 15インベンション第6番 BWV 777(as/ts)」/演奏&編曲:門田”JAW”晃介
○「二人でお茶を(Tea for Two)」(as duo/ts duo)/演奏&編曲:石川周之介

 
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