サックス好きのための専門誌Saxworld

アクセサリー

YANAGISAWA Double Case

ユーザーの使い勝手を考え抜いた
SS & AS用ダブル・ケースが登場

 ヤナギサワから満を持して登場のソプラノ&アルト用ダブル・ケース。まず気に入ったポイントは背負ったときのバランスの良さとショルダー・ストラップのクッションの良さ。楽器を入れると10kg程度の重量になりますが全く苦になりません。

 そして専用のネックとマウスピース収納、蓋つき小物入れなどハードケースらしく適切な収納があります。特にケースのフタ側外部は広大なポケットとなっており、譜面はもちろんフルートかクラリネット(ケースによる)どちらか一つをパクッと飲み込みます。

 さらに特筆すべきは、所有率の高いK&M社のソプラノ・スタンドをベルに入れたまま収納できること。ソプラノは一体型もデタッチャブル・タイプも収納可能です。

 モデルによってはそのままでは入らないものもあるようなので、ご購入の際はお手持ちの楽器を実際に入れてみてご確認ください。


アルトとソプラノを収納した際の使用例

ソプラノのネックは一体型、デタッチャブルのどちらにも対応(写真は一体型)。さらにソプラノはベル収納型スタンドも収納可能。

(撮影:田坂圭)

オープン価格(市場価格:66,000円)※ 2022年3月現在

(問)プリマ楽器 TEL 03-3866-2215/03-3866-2210

■SPECIFICATIONS 
●対応楽器:アルト・サックス&ソプラノ・サックス
(一体型/デタッチャブル)
●スタイル:手持ち、リュック
●外寸:約87×35×20cm(取っ手含む)
●重量:約5.0kg●付属品:専用レイン・カバー
●その他:止水ファスナー、フタ付きポケット、ネック&マウスピース専用収納、
外部ポケット(全面サイズ)

■テスト環境 
●アルト・サックス:A.セルマー・マークⅥ
●ソプラノ・サックス:ヤナギサワ S-99

試奏者  副田整歩

クラシックとジャズの素養を併せ持つサックス奏者。アルト・サックスをメインにサックス全種とフルート、クラリネット、ピアノなどを演奏するマルチ奏者としても活動。お経とジャズのユニットNam Jazz Experiment主宰。スタジオ・ワークのほか中塚武、コトリンゴ、YUKIのサポート・ミュージシャンとしても活動している。デリカテッセンレコーディングスよりシングル「Sign」「Mind Travel」配信中。作編曲家としても高い評価を得る。


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2025年12月11日発売

サックス・ワールドVol.39

◎表紙:アンディ・ウルフ
◎特集 日本で活躍する外国人サックス・プレイヤーに訊く
    グローバルに活躍する
          サックス奏者になるためのスキルアップ術
 アンディ・ウルフ/デイビッド・ネグレテ/エリック・ネルソン(ewik)

インタビュー ヨランダ・ ブラウン
対談企画 佳子(CiON)× 辻本美博(POLYPLUS)
ジャズの巨匠 ラッキー・トンプソン

◎楽器特集
・ブランド徹底研究:バンドーレン・リード
・シャトーの新製品 シャンボール・シリーズをAMI & Lotta(MOS)が試奏!
・エアロフォン ユーザー・レポート Aerophone Brisaneets Meets SUAI
・ロブクーのプロ仕様モデル クラリ・プロ C20を宮崎隆睦が紹介

◎付属CD&スコア連動企画(模範演奏&カラオケ)
・ 「粉雪」レミオロメン
     演奏:伊勢賢治(ss)
・ 「マイ・ブルー・ヘブン(私の青空)」(as & ts)
     演奏:青柳 誠(as/ts)
・バッハ「無伴奏チェロ組曲 第1番ト長調 BWV1007 メヌエット I/II」
    演奏:門田”JAW”晃介(ts/独奏)
・ ロッシーニ『ウィリアム・テル序曲』より (メタル・アレンジ)
   演奏:千野哲太(as)

 
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