サックス好きのための専門誌Saxworld

本誌連動企画

バード・ストラップ・ショルダー・ユーザー・トーク① 浦 朋恵

楽器の重さは半分くらいに感じ息の出し入れが快適です

ライブやレコーディングはもちろん、CM音楽制作、最近はTV出演やコラム執筆でも活躍中のサックス・プレイヤー、浦朋恵さん。バリトン・サックス演奏時の悩みは、その“重量”でした。重さを気にせず演奏に集中できるべく、数々のストラップ遍歴ののちにたどり着いたのが“バード・ストラップ・ショルダー”でした。 

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バリトン・サックスのように 重い楽器を支えるには

●バリトン・サックスという重い楽器のプレイヤーには、ストラップは重要ですね。
●そうなんです! ホントに大きくて重い楽器なんですよ。私は体格に恵まれているせいか、大きい楽器でも簡単に扱えると思われているんですが、そんなことはありません。男性に比べて女性は筋力が少ないので、楽器の重さを支えるのはとても大変なんです。もともとクラリネットとテナー・サックスを演奏していたので、バリトン・サックスを吹き始めたときも、以前と同じ首から吊るすタイプのストラップを使っていました。それが2008年ころ。バリトン・サックスしにしたことで楽器が重くなったので、首にクッションが入っているタイプにしましたが、やはり重さが負担になり、そこから長〜いストラップ遍歴の旅(笑)が始まりました。
●そこで“たすきがけ”のように背中にベルトを回し、肩や背中でサックスの重量を支えるハーネス・タイプに。
●これで問題は解決!と思ったんですが、そうはいきませんでした。まずハーネスの装着自体が面倒で体を締め付けるような感覚があり、自由度が低かったんです。ビジュアル的にもお客さんの前でプレイするのが、ちょっと恥ずかしかったですね。演奏するために、楽器を体のベストなポシションに置くことができず、断念しました。 次にトライしたのは腰にベルトがあって、そこに負荷を集中させるタイプ。腰のベルトの背中側から、可動式のロッドが表側の鎖骨あたりまであるものでした。首と肩は楽でしたが、ロッド部分が骨に当たり、5、6時間のスタジオ・ワークをすると痛みが出てきてしまいました。

重さが気にならないと 自然に良い姿勢をキープできる

●そこで出会ったのがバード・ストラップ。
●感覚としてはリュックサックを前から背負うような感じです。自然に姿勢が良くなって安定する。楽器が良い位置に定まっている状態で、演奏に集中できるようになりました。 楽器の重さは半分くらいに感じます。首から楽器を下げていると、頭が前に出てしまって姿勢が崩れ、思うように息が吸えないんです。演奏に集中するあまり、姿勢が悪くなっていることに気がつかず、修正ができない悪循環に陥ってしまいます。でも、肩で支えていると、それがないんです。首まわりも締め付けられることがなく、息の出し入れが快適です。
●浦さんが選んだカラーについて教えて下さい。
●ユニセックスのマルチカラー、アウトドア製品を意識しました。色が選べるのは女子としては絶対いいです! 毎日使うからオシャレしたい、自分だけのストラップが欲しいんですよね。パーツの組み合わせでいろいろなバリエーションが可能なので、衣装に合わせてコーデイネートできる楽しみもありますね。


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浦朋恵のバード・ストラップ・ショルダーはショルダー・ベルトがイエローに対し、背面ゴム部分はレッドをチョイス。正面からは見えない部分だがここにレッドを配したことがデザインのアクセントとなっている


Profile 浦 朋恵[うら・ともえ]

1981年岐阜県生まれ。中学の吹奏楽部でクラリネットを担当。武田真治に憧れアルト・サックスの練習も開始。高校時代にワールド・ミュージックに開眼。2003年イノウラトモエを結成。翌年ラリーパパ&カーネギーママにテナー・サックス&クラリネット奏者として参加。これまでの4枚のソロ・アルバムをリリースし、EGO-WRAPPIN’、ムッシュかまやつ、GONTITIのチチ松村など多数のミュージシャンとも共演する
公式サイト◎https://www.uratomoe.net/  

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 演奏:伊勢賢治 
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 演奏:山田拓児&西口明宏

 
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