サックス好きのための専門誌Saxworld

リガチャー

BAY Baroque

余計な色付けをせず奏者の狙った
ニュアンスを的確に表現

 リガチャーとしてとても歴史のあるベイ。逆ネジ2本締めタイプが有名ですが、逆ネジ1本締めタイプがあることを初めて知りました。

 今回試奏した“バロック”は非常に薄い金属に精巧な文様が施されており、まるで宝飾品の様相です。ボディが薄く柔軟なので、マウスピースの形にもしなやかにフィットします。

 演奏においても抵抗感が少なく軽快。1本締めタイプはより軽快に明るくオープンなサウンドで、2本締めタイプは多少の重厚感と指向性のあるサウンドが得られます。

 “良いじゃない!”余計な色付けをすることなく奏者の狙ったニュアンスを的確に表現するスタイルに好感を持ちました。

 ネジの本数だけでなく、メッキの種類(22Kゴールド・メッキとロジウム・メッキをラインナップ)によっても音色や吹奏感の違いが選択できるのも大きなメリットです。是非試していただきたい逸品です。


1つネジと2つネジをラインナップ

1つネジ・タイプ(写真左)はリードを均一に締めることができ、2つネジ・タイプ(写真右)はそれぞれのネジの締め具合によってリードの反応を繊細にコントロール可能

 

(撮影:田坂圭)

10,450円(ゴールドメッキ/1つネジ)(税込)

(問)プリマ楽器 TEL 03-3866-2215/03-3866-2210

■SPECIFICATIONS
●素材:メタル
●仕上げ:22Kゴールド・メッキ(ロジウム・メッキもラインナップ)
●仕様:逆締め
●ネジ:1つネジタイプ(2つネジ・タイプもラインナップ)

■試奏環境 
●本体:A.セルマー・マークⅥ
●マウスピース:メイヤー 6MM
●リード:ダダリオ・セレクト・ジャズ3M(ファイルド・カット)


BAY Baroque試奏動画

試奏者  副田整歩

クラシックとジャズの素養を併せ持つサックス奏者。アルト・サックスをメインにサックス全種とフルート、クラリネット、ピアノなどを演奏するマルチ奏者としても活動。お経とジャズのユニットNam Jazz Experiment主宰。スタジオ・ワークのほか中塚武、コトリンゴ、YUKIのサポート・ミュージシャンとしても活動している。デリカテッセンレコーディングスよりシングル「Sign」「Mind Travel」配信中。作編曲家としても高い評価を得る。


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2022年6月13日発売

サックス・ワールドVol.25

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■付属CD&スコア連動企画(模範演奏&カラオケ音源)
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○「ドナ・リー」チャーリー・パーカー(as/ts)/演奏:山田拓児&西口明宏
○「ソー・イン・ラヴ」(『日曜洋画劇場』エンディング・テーマ)(as/ts)/演奏&編曲:青柳 誠
○   映画「タクシー・ドライバーのテーマ」(ss, as, ts1, ts2, bs)/演奏&編曲:SAX CATS
○「バッハ 15インベンション第6番 BWV 777(as/ts)」/演奏&編曲:門田”JAW”晃介
○「二人でお茶を(Tea for Two)」(as duo/ts duo)/演奏&編曲:石川周之介

 
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