サックス好きのための専門誌Saxworld

ソプラノ・サックス

Cannonball S5-BS “Big Bell Stone Series”

音量の大きさと艶っぽさ、程よい抵抗感を生み出すソプラノ離れした重厚感

 毎号試奏させていただいているキャノンボールですが今回はブラック&シルバーの配色がステキなソプラノが登場です。デタッチャブル・ネック仕様でストレートとカーブド・ネックが付属します。付属CDに収録した演奏ではストレート・ネックを使用しました。

 まず持ってビックリ! 一瞬“これ、アルトかな?”って思うほどの重量感とキィ配列。ふとした瞬間にソプラノであることを忘れてしまいそう。だからといって演奏上全く問題にはならないのでご安心を。

 メイヤー5MM、セルマー現行リガチャーSP、バンドーレン・トラディショナル2 1/2で試奏。まず感じるのは重量級の楽器から放たれる音量の大きさと艶っぽさ。そして程よい抵抗感によりソプラノのウィークポイントになりがちな不安定さを感じません。良い意味でアルトっぽいというか、ソプラノの高音がシビアになり過ぎないのは本当にありがたいことです。

 抵抗感はありますが息の通りはスムーズなのでピアニシモからフォルテシモまでストレスなく演奏することができるでしょう。そして音程も良くアルトのような音程感覚で吹いても裏切られることはありませんでした。

 良い意味でソプラノ離れした重厚感でマイクノリも素晴らしいのでジャズはもちろんのこと、ポピュラー・ミュージックやスムースジャズを演奏される方には最良の選択肢の一つになるのではないでしょうか! ご一吹ください!


一般的なサイズより大きく作られたベル

一般的なサイズより大きく作られたベル(Big Bell)によりパワフルで太いサウンドを実現。ブラス製の管体にブラック・ニッケル・メッキを、キィにシルバー・メッキ仕上げを採用

15箇所に準宝石を装着し音のまとまりを追及

管体には15箇所に準宝石を装着。見た目の美しさのみならず音のまとまりや音程の良さにもつながる

ジャンルによる選択が可能な2種類のネックが付属

ジャズ、ポップス、クラシックなど多くのジャンルに対応できるように、ストレート・ネックとカーブド・ネックの2種類のネックを標準装備

 

 

410,000円

(問)黒澤楽器 TEL 03-5259-8193

■SPECIFICATIONS●管体:イエロー・ブラス●塗装:管体/ブラック・ニッケル・メッキ、キィ/シルバー・メッキ●その他の仕様:ストレート・ネック&カーブド・ネック、High F#キイ&High Gキイ付、ベル・ネックは3回熱処理、準宝石使用、イタリア・ピゾーニ社高品質・高耐久パッド、真鍮製ニッケル・メッキ仕上げパッド・ブースター、キィ・ポスト単独台座●付属品:ハード・ケース、マウスピース、リガチャー、キャップ、ストラップ、クロス
■試奏環境 マウスピース:メイヤー 5MM、リード:バンドーレン・トラディショナル2 1/2、セルマー現行リガチャーSP


Cannonball S5-BS “Big Bell Stone Series”試奏動画
この動画はZOOM Q4nで撮影されています。

試奏者  副田整歩

クラシックとジャズの素養を併せ持つサックス奏者。アルト・サックスをメインにサックス全種とフルート、クラリネット、ピアノなどを演奏するマルチ奏者としても活動。お経とジャズのユニットNam Jazz Experiment主宰。スタジオ・ワークのほか中塚武、コトリンゴ、YUKIのサポート・ミュージシャンとしても活動している。デリカテッセンレコーディングスよりシングル「Sign」「Mind Travel」配信中。作編曲家としても高い評価を得る。


LATEST ISSUE

2021年9月13日発売

サックス・ワールドVol.22

◎表紙&巻頭特集:勝田一樹(DIMENSION)
◎追悼特集:土岐英史

◎ジャズの巨匠:ジョニー・ホッジス(奏法分析:サイモン・コスグローブ)
◎インタビュー:ジャリール・ショウ

■インスト特集
◎リガチャー最前線(試奏:宮崎隆睦)

■連載
◎古畑奈和(SKE48)の輝け! サクソフォン次世代エースへの道(動画連動)
ファンク・サックスに挑戦!! 今回の講師:海野あゆみ

■付属CD&スコア連動企画(模範演奏&カラオケ音源)
○「ラヴァー・マン」 Lover Man(as & ts)/編曲&演奏:青柳誠 
○「オリビアを聴きながら」杏里(ss)/演奏:伊勢賢治 
○「ビリーズ・バウンス」チャーリー・パーカー(as/ts)/演奏:山田拓児&西口明宏
○「接吻」Original Love(ss, as, ts1, ts2, bs)/演奏&編曲:SAX CATS
○「バッハ 15インベンション 第3番 BWV 774」(ts,as)/演奏&編曲:Tenor Talk(門田”JAW”晃介&石川周之介/ts)、演奏:副田整歩(as)

 
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