サックス好きのための専門誌Saxworld

リガチャー

Theo Wanne Enlightened Ligature

接触部分を3点にすることでマウスピース本来の響きを追求

 マウスピース・ビルダーの名門、セオ・ワニのリガチャーを今回は試奏。非常に精巧に作られた本体は宝飾品のように美しく仕上げられています。オットーリンクやフランソワ・ルイのリガチャーと同様、リードをプレッシャー・プレートで固定するタイプ。プレートは素材違いの5種類が付属するので、求める吹奏感や音色によって変えることが可能です。

 今回の試奏ではリッチで艶やかな音色が気に入ったので、ゴールド・プレートを使用しました。吹いた第一印象はリガチャーの存在を感じさせない吹奏感が魅力。“マウスピース本来の響きを活かす”という触れ込みどおりリガチャーによる音色変化や抵抗感の違いをほとんど感じないので、ブレス・コントロールに対して音がリニアに追従する感覚が気持ち良い。

 この新しい感覚は多くの方に体験してもらいたいですが、特に軽い吹奏感が好きな方はぜひお試しを!


5種類のプレートが交換可能

プレッシャー・プレートをネジで交換可能。5種類のプレートが付属し、素材によるサウンドの違いを楽しむことができる

(撮影:田坂圭)

22,000円(アルト用)

(問)フォレストーンジャパン TEL 06-6536-8690

■SPECIFICATIONS ●材質:真鍮 ●仕上げ:金メッキ ●付属品:リード・リプレイサー・キャップ、スクリュード・ライバー、プレッシャー・プレート×5(ゴールド・プレート、チタニウム、ステンレス・スチール、ヴィンティファド、ベビー・コパー) ●その他:各種マウスピースに対応した3タイプのサイズをラインナップ(SM、L、XL)
■試奏環境 本体:Aセルマー・マークⅥ、マウスピース:メイヤー 6MM、ダダリオ・ジャズセレクト(ファイルド・カット)3M

Theo Wanne Enlightened Ligature試奏動画

試奏者  副田整歩

クラシックとジャズの素養を併せ持つサックス奏者。アルト・サックスをメインにサックス全種とフルート、クラリネット、ピアノなどを演奏するマルチ奏者としても活動。お経とジャズのユニットNam Jazz Experiment主宰。スタジオ・ワークのほか中塚武、コトリンゴ、YUKIのサポート・ミュージシャンとしても活動している。デリカテッセンレコーディングスよりシングル「Sign」「Mind Travel」配信中。作編曲家としても高い評価を得る。


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2026年9月14日発売

サックス・ワールドVol.42

◎表紙&巻頭特集:デイヴ・コーズ・フレンズ:サマー・ホーンズ featuring デイヴ・コーズ&レオ・P
◎インタビュー:ウォルター・スミス3世、村越 葵
◎対談企画 佳子(CiON)× AKINA(ex. Folder5)、本田雅人&宮崎隆睦 NuRAD対談
◎ジャズの巨匠 オーネット・コールマン

◎楽器特集
・究極のハイバッフル・アルト・サックス用マウスピースを探せ!(ラバー/樹脂製編)
・ジョディ・ジャズ/ジョディ・エスピナが語るマウスピース・デザイン&“QUASAR”開発ストーリー

◎演奏ノウハウ特集
・初心者のためのジャム・セッション入門講座(CD連動)

◎付属CD&スコア連動企画(模範演奏&カラオケ)
・「Ya Ya(あの時代を忘れない)」サザンオールスターズ
     演奏:伊勢賢治(ss)
・「ラヴ・ミー・テンダー(オーラ・リー)」
     演奏:青柳 誠(as/ts)
・「無伴奏チェロ組曲 第2番 アルマンド」
    演奏:門田”JAW”晃介(ts/独奏)
・エルガー「愛の挨拶」(レゲエ・アレンジ)
   演奏:千野哲太(as)

 
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